介護業界の医療

医療系の資格が必要な職種。

介護シンボル

看護職

巷では最近看護師や准看護師が介護の業界でも活躍していると噂になっていますが、それを裏付けるかのようにその方面からの看護師の求人が増えています。 文字は似ているけどやることは違うんじゃないか、あまり関係がないのではないかと思われそうですが、介護サービスが充実していくにつれて看護職の需要も高まり、 福祉や介護の施設で勤務するケースも増加しているのです。 看護師は病院で働くんだと思っている人はもはや時代遅れで、お年寄りのいる所ならどこでも働く可能性があるのが今の実情です。 施設で待っていればお年寄りがやってくる、というパターンもありますが在宅の方には自宅まで訪問し、相手宅の寝室やリビングで看護をすることもあります。 また看護だけではなく介護のようなことも時にはします。 お風呂に入りたがっていたら入浴の介助をいたしますし、お洋服を着替えたがっていたらお手伝いをして差し上げます。 着替える服はもちろん本人が用意しますので「この柄あんまり好みじゃないのよね、もっと明るい感じのないかしら?」と苦情を言われることはありません。 服を買って来てと頼まれて看護師が選んだのならその限りではなく文句を言われることもありますが、よっぽどひどいデザインの洋服を買い物代行しなければそんなことにはならないでしょう。 もしも好みが煩い人のようならその依頼は引き受けずに、ネットショップや通販で購入してもらったほうがいいですね。

リハビリ職

よくスポーツ選手が怪我から復活する前にリハビリをしていますが、一般人でも大怪我から回復する過程でリハビリを行うことはあります。 ケガや病気で身体機能が著しく低下してしまった、身体機能の一部を失ってしまった、といった患者さんに、回復してもらうことを目的として行われるのがリハビリで、 職種で分類すると機能訓練指導員、リハビリ作業療法士、言語聴覚士などが挙げられるのは皆さんご存知でしょう。 これらの資格は大学や専門学校で勉強してから試験を受けなければ手に入らない国家資格なので、 求人を見て「ボクもやってみようかな、介護には興味あるし」と軽い気持ちで応募できるものではありません。 その前に学校に通って試験に合格してからでなければ、その求人に応募する準備は整っていないと判断されてしまうでしょう。 リハビリとは時間と根気が必要な作業になりがちなので、この求人に応募する人は有資格者というだけではなく、粘り強い性格をしていることも大切です。 患者さんがなかなか調子を取り戻せなくても優しく丁寧に接して、いつまでもお付き合いできる人格者でなければリハビリを指導できません。 ぶっちゃた話をしますとこの年で身体機能を回復させるのは簡単ではなく、成功しないままお亡くなりになる患者さんはかなりいます。 それでもめげずに取り組める精神力がリハビリ職に就くには必要です。

医療事務

介護や医療関連の就職先には医療事務もあり、これは正社員ではなくパートタイムで就労することもできるため結婚してから再就職される女性も多い職種です。 医療事務員として何年か勤務した後結婚、出産を経て子育ても1段落したら、また外の世界で働きたくなる主婦は日本中にいます。 昼間にスーパーやコンビニエンスストアでレジを打ったり、夜に熟女キャバクラで水割りを作ったりとパート先の候補はいくつかあるでしょうが、 過去に医療事務の仕事をしていた経験者ならその業界に戻るのが簡単かもしれません。 仕事内容も把握しているでしょうから雇用する側も安心して採用してくれますし、求人に応募して面接を受けたら、 翌週から即戦力として働いて欲しいと言われるかもしれないほど期待されまくりでしょう。 医療事務には国家資格はありませんので未経験者でも特に問題はありませんが、民間資格はいくつかあるのでもしも将来医療事務員になりたいとお考えなら、 チャンスがあったらそれら資格を取得しておくといいでしょう。 ただ求人では正社員ではなくアルバイトやパートでの雇用形態が多いので、男性は採用されにくいかもしれませんし、正社員になりたがっている女性も面接であまりいい顔をされないかもしれません。 短時間の勤務でもいい、むしろ望むところだという主婦やシンママに向いている職種なので、該当者以外は応募前に問い合わせをした方がいいかもですね。